お世話になっております。
関西一円を皮切りに、日本全国のインフラ点検を行っております。
㈱タカエ技研です。
このフレーズは法人化した3年前に、私が営業先で何度も口にしていた言葉です。
平成25年から事業を始めた「タカエ工業」ですが、元々の母体はコア屋でしたから、
既に繋がりがあるお仕事のご依頼のほとんどがコア抜き、鉄筋探査、舗装開削、
鋼橋の亀裂調査(磁粉探傷検査/超音波探傷検査)、塗膜採取が主でした。
平成30年頃から定期点検や詳細調査のご依頼も、徐々に入ってくるようになりましたが
それでも点検調書一式までの業務は非常に少なかった様に思います。
法人化し、タカエ技研として動き出した令和4年。
点検会社としてどう前に進めていくか?
毎日必死で模索しながらも、夢中で駆け抜けてきたように思います。
(今も絶賛その道中ですが…)
2年前に規模の大きい点検業務を受注させて頂いたことがあります。
1班稼働で1日5橋~6橋。
なかなかにタフな現場ではありましたが、補助員を連れて飛び回ったのを覚えています。
その日に点検した橋の健全度、及びその根拠を毎日報告するのが決まりだったのですが、
毎日現場が稼働していたので、事務所に戻るのは大体19時~20時前後。
そこから写真整理や野帳整理を行う為、元請け様に報告できる時間が21時~22時頃になっていました。
その頃は会社の体制も整っておりませんでしたので、
別業務の対応も重なると、事務所に泊まり込んで必死に対応したのを覚えています。
(今の時代決して褒められた働き方ではありませんが…)
余裕がなくなると、どんな人間でもミスをする可能性は高くなります。
1期目の我々は目の前の業務を捌くことに追われ、疲労からくるミスが起きやすい環境を
自ら作っていた様に思います。
業務完了後、元請け様と是非一杯行きませんか?とお誘い頂いたのですが、
その時に言われた言葉を、私はずっと大事にしています。
トライ&エラーを繰り返している人は必ず伸びる。
人が育つと会社が育つ。
人はミスを起こします。
それはおそらく、どの様な人でもきっとそうだと思います。
大切なのはミスが起きにくい環境を整え、全員に周知徹底させることです。
少しずつ、少しずつですが
小さな一歩、一人一人の小さな成長が、会社としての成長につながります。
私個人としましても、よりよい職場環境を目指して、基盤作りに注力する次第です。
皆様どうぞ宜しくお願い致します。